データの重要性について

この話は定期的に見直さなくてはいけない話です。
『データの重要性について』
旧来のITコンサルティングで軽んじている方が多く見受ける内容です。

会社に保存されているデータはそんな重要なものがないからセキュリティにコストをかけるべきではないとよく聞きます。
保存しているデータは果たしてどんなものがあるのでしょうか。
見積書・納品書・請求書・得意先からいただいたデータ・自社の会計データ・銀行への支払いなど資金繰り表・従業員の名前など・・・
これらはすべて自社のデータではなく相手があるデータです。
見積書・納品書・請求書・得意先からいただいたデータ・会計データなどは顧客である得意先のデータです。
また、その得意先がどんなものを今欲しているか、また少額でも価格交渉をするような切羽詰まっている状況かどうかなど得意先のことを判断する基準は自社にはありません。
また、従業員の名前などは従業員の家族構成や子供の年齢などは従業員の大切な個人情報です。

これら情報は決して軽んじてはいけない情報ではないでしょうか。

わたしたちが、物を売りたいからお話をしているのではなく保存しているデータや情報の重要性を考えると最低限必要なセキュリティが見えてくると思います。
それがわからないときに相談するべき人がITコンサルティングの方ですが、そういう人たちでさえ軽んじている状況に危機感を覚えます。

適切な研修を受けて適切な情報を発信できる皆さんであることを望みます。

中小企業や小さな会社のIT化の遅れの原因

最近企業の生産性の話を聞かれることが増えています。
業務流れの刷新を行うことで生産性の向上が見込めることを知っていながら「いかに変化をしないで」生産性を向上させようしているご相談がほとんどです。
また会社規模が小さくなればなるほどその傾向が強くなります。

生産性を向上させるために必要な行動は
【1.会社の仕組みを明確化】
【2.不要な部分をなくす】
【3.IT化による効率化が最も見込めそうなところからIT導入】
の3つの行動は必須と言っていいでしょう。

しかし、3つの行動のうち1つだけ
【3.IT化による効率化が最も見込めそうなところからIT導入】
で生産性を向上させようするので、費用ばかり使って効果がほとんど出ることがありません。

会社の仕組みを明確化して、不要な部分を洗い出し、必要な部分にのみIT化を行うことで効率化が図れます。
いままでの零細企業のIT化やOA化ではほぼ見られなかった作業ですがで、現在主流となっているIT化において
1.会社の仕組みを明確化】
2.不要な部分をなくす】
は、
大変重要なポイントとなっています。

無線LAN WiFiのつながりが悪いのどうするの??

「無線LANのつながりが悪くなった」直してほしい、って問合せは大変多いです。
Webで検索すると
・ルーターを変えましょう
・接続先を確認しましょう
などが紹介されています。
確かに、ルーターはなかなか買い替える機器ではないし、セキュリティー上の観点からも買い替えることをお勧めしています。
私どもは連絡いただいたのを改善させることが業務で、まず現地調査を行うのですが出力される電波が不安定になっていることが大変多くあります。電源を切ることのない機器なので、少しずつ傷んで電波の出力が安定しなくなります。
この場合は、機器交換することで従来通り動きます。

ただし、交換済でも動かないといったこともあります。こちらの方が多いのかもしれません。
こんな時どうするんだって思いますよね。
この対応はまず無線LANについて理解が必要となります。
無線LANの使用している周波数は、2.4GHzと5GHzです。
周波数の話は検索していただければ、いろいろでてきますので詳しくはそちらを見ていただければと思います。
ここでは簡単に紹介されているエレコムのサイト(http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=5953)を案内します。
ほとんどの機器は最初に2.4GHzの周波数を使うのですが、使用機器が増えると当然スピードが遅くなり、あまりに多い場合はつながったりつながらなかったりします
そんな時は、5GHzの周波数帯へ変更すると快適なスピードになります。どこに行っても5GHzの周波数はがらがらに空いていることがほとんどでほぼ占有して使用することができそうです。
ただ、5GHzの周波数帯に対応していない機器も安価なものにはあるため、現在接続している機器のチェックをしましょう。
また電波が遠くまで飛びにくい特徴があるため、いままで使えていた場所でも中継器を間に入れなくてはいけないことがあります。

結局現地調査が大変重要となってくるのです。

無線LANは規格もどんどん変わっていきますし、なにより電波をみんなで分け合いながら使用しなくてはいけません。
LANケーブルを使った有線LANの場合、LANケーブルは接続している人のみが使用するのですが、無線LANの場合占有することができません。
ですので、周りの使用者が増えた場合、スピードが遅くなってしまうのは仕方がないことなのです。
そんな中でも設定を変更することで従来に近いスピードを出すことも可能ですので是非設定の見直しをしてください。

「グローバル化」って??

いろんな書籍やレポートを見ることが多いのですが、最近都合の悪いことの原因に「グローバル化」という言葉を使われることをよく目にします。
そんな文書を読むと「グローバル化」の定義がどこにも書いてない・・・
グローバル化を悪として考えるのなら何が善とするのか、、、、

ところでグローバル化について考えてみます。
インターネットさえあれば、世界中で情報が簡単に手に入る時代となってきました。
近畿大学卒業式で堀江貴文さんのスピーチ
(https://www.youtube.com/watch?v=2DTyHAHaNMw)
で話されているように、教育や情報が十分でなかったため芽が出てこなかった優秀な人材がインターネットを使うことにより出てきます。
またそんな優秀な人材は、英語だけでなく第2言語の習得も早かったりします。私たちが生まれてからのことを考えると、観光でしか会わなかった外国人が普通に生活圏に一緒に仲良く生活をし、日本語で話をしています。
いまソフトウェア会社のサポートへ電話をすると、ほぼ日本語をしゃべる外国人がでます。
以前は意思疎通が難しかったりしたのですが、現在何の問題もなく問題を解決してくれます。
そんな優秀な人材と一緒に仕事をすることとなるのです。
そして優秀ではない日本人はどうなるのか、どうすべきか、どこに行くのかを考える必要があります。

グローバル化って恐ろしいですよね。

ただし私たちには今は絶対のアドバンテージがあると思います。
普通の教育を受けるとパソコンやスマートフォンなどの情報機器が使えるようになり、外国語をおおよそ理解ができそうなくらいまで翻訳をしてくれます。
Skype 翻訳(https://www.skype.com/ja/features/skype-translator/)で、テレビ電話の通話を翻訳しそれを無償で提供していたりします。
ただ翻訳機能に甘えることなく、日々外国語が理解、話せるように鍛える必要があります。

外国語だけでなく、人材を含めたいろんなものが世界中で自由に行きかうそれが「グローバル化」ではないでしょうか。
世界中で自由に行きかうのに壁となってたことが、インターネットを筆頭としたIT技術により取り除かれようとしている、取り除かれた社会になるのが近い未来に起こること。
けして、不幸でもなんでもなく世界中の人たちが幸せになるものです。

Windows10の使い方

Windows10が出荷されてしばらくたちますが、皆さんどのように活用されていますか?
従来のパソコンから買い替えという方が大多数だと思うのですが、新しいWindowsが発表されるたびに新しい使い方があり、活用スタイルが変わってきています。
その使い方に対応することによって、業務効率が大幅に改善したということも多くあります。
また、新しい使い方をすればより効率的にお仕事ができるのにと思うこともあります。

今回のWindows10については使い方がかなり変わっています。もちろん従来通り使うことも可能なのですが、新しい使い方にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
その新しい使い方はマイクロソフトアカウントを使用した使い方です。
NECがマイクロソフトアカウントを使用したセットアップの仕方を紹介してます。
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=020450
電源を入れた後、マイクロソフトアカウントとパスワードを設定することで起動ができます。
ただそれだけなのですが、Windows10の機能であるビデオ会議システムSkypeやインターネットへデータを保存・共有できるONEDRIVEなど数々の便利な使い方が少ない作業で使用することができるのです。
もちろん最初についている機能は無料で、より高度に使いたいのなら月額請求の支払いをすれば使用できます。
無料の機能でもおおよそ必要そうな機能が入っています。
別々で提供しているメーカーもありますが、ばらばらにセットアップするよりはるかに便利です。

SkypeやONEDRIVEがセットアップが面倒といわれる方でマイクロソフトアカウントを使用されていない方をよく見受けます
一度、マイクロソフトアカウントでWindows10パソコンを使って見られたらいかがでしょうか。
結構便利になりますよ。

IT導入補助金説明会 参加しました


IT導入補助金説明会(3月27日大阪開催分)に参加してきました。
570名入れるホールに満席で2階行われました。IT導入補助金への期待の高さがうかがえます。

500億円予算で補助金額上限50万円(補助率50%以内)となるお話でした。
全部50万円の申請だとしても10万件なので、10万件以上の中小・小規模事業者へ補助されることとなります。
昨年度の1次説明会と比べるとホームページ屋さんが大変多い印象で、
「IT導入補助金でホームページ作りませんか」
という電話が4月以降たくさんかかってくることが予想されます。
ホームページのない会社は慎重に検討して下さい。
よく似た電話がこちらにもかかってくるのですが、
「インターネット関係のセールスで電話は申し訳ない。メールアドレスを教えるのでそちらで要件、資料をお送りください。」
とお願いをしています。
ほとんどは、メールをいただけないのですが、たぶん素晴らしいご提案だったのだといつも残念に思っています。

前回と同様、中小企業・小規模事業者における生産性向上を目的としたITアプリとそれの使い方・メンテナンスなどマルっと1パッケージにした補助金です。
こう書くと、パソコンソフトとその使い方のように見えるのですが、実際にはソフトウェア・クラウド利用料・導入関連費用等と案内されているので、ホームページを作ることで生産性向上するとすればいいのかもしれません。
本当のところ、「生産性向上するために、作業の一部IT化することで省力化・効率化する」という話がターゲットだと思われます。
なのでITサービスありきではなく、生産性向上ありきであるべきではないでしょうか。

まだ説明会だけなので実態は追ってご案内するとして、当社では昨年同様早々の登録を目指し、今回はより広く使っていただけるような準備を行っています。

 

https://www.it-hojo.jp/eventinformation/briefing-osaka.html

LINE@はじめました

ビジネス向けLINE、「LINE@」を始めました。
といっても去年の11月から契約をしていたのですが、いったいどんな使い方がよいのかわからないことも多いので少しずつ使ってみました。
LINEをお使いなら、
「アイシーエルシステムズ」
で検索してください。認証アカウントが表示されるはずです。
ぜひ友達申請してくださいね。

11月に使い始めて、12月に認証アカウントを発行していただきました。
11月から3月までのおおよそ5カ月使ってみて感じたこと。
まず使い方より、「何を誰宛てに情報発信するか」が大事であることを一番に感じています。
最近のインターネットを活用したクラウドシステムは、変化が大変早くメニューが短期間にころころ変わります。だから使い方を完璧にマスターすることは大変です。そんな中でもものすごく活用する方はたくさんおられますし、その人たちとの差は「何を誰宛てに情報発信するか」が明確かどうか。
「あっちの人はこう言っている」、「こっちのインターネット記事はどういってる」とかではなく、「友達申請していただいた方にどんな内容を伝えたいのか」、「そしてその情報を受け取ったことでどのようになってほしいか」が明確にすべきと感じました。
Facebookでもそうなのですが、会社アカウントや社長アカウントは「友達申請していただいた方にどんな内容を伝えたいのか」、「そしてその情報を受け取ったことでどのようになってほしいか」がないと閲覧者のどんどん興味がなくなっていきます。
少なくとも友達申請していただいた方はその会社に興味を持って、新しい情報を提供されたときに、自社へ自身へ吸収させたいと思われています。
そんななか、いつも通りの内容を掲載し続ければ、「いつも通りだね」となって、しまいには新しい情報を発信しても興味を持たれなくなってしまいます。
興味を持たれなくなってしまう=「集客できない」
の式が成り立つのではないでしょうか。
LINEやFacebookなどを会社で使用する動機は「集客ができる」とどこかで聞いたから始めたと聞くことがよくあります。
にもかかわらず、「集客できない」となってしまうのは本意ではないと思います。
ならどうすればよいか。。。
そう、「何を誰宛てに情報発信するか」をよく考えて、計画を立てて使うことです。
そしてできるのならPDCAの流れを守ること、結局これにつきるのです。
会社運営から派生するものはなんだか、PDCAが多いですよね。
とても大変ですが、目標達成には必要なことです。
今回は、企業向けLINE@を使っての感想を書いてみました。

 

手軽なところからテレワーク導入で時間の効率化

平成29年9月27日の京都新聞に新しい働き方「テレワーク」の中小企業様への導入支援が紹介されました。
「テレワーク」は、急速な発達をしているITを活用した働き方、場所にとらわれない働き方です。

場所や働き方によって3つのカテゴリーに分けられており、
・在宅勤務(自宅にいて会社とはパソコンとインターネット、電話、FAXで連絡をとる働き方)
・モバイルワーク (顧客先や移動中にパソコンやスマートフォンを使った働き方)
・サテライトオフィス (勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方。一社専用で社内LANがつながるスポットオフィス、専用サテライト、数社の共同サテライト、レンタルオフィスなどの施設が利用され、都市企業は郊外にサテライトを、地方企業は都心部にサテライトを置く)
となりこの3つのカテゴリーをひとくくりに「テレワーク」といわれています。

この3つはインターネットとパソコンやスマートフォンなどの情報機器を活用しています。
インターネットやパソコン・スマートフォンはかなり以前から仕事で使っている方が大変多いと思います。
それらをより効率的に活用して働き方がテレワークとなるのです。

事務の仕事が、電話を受けパソコンで伝票を処理するというのならば実は会社にいなくてもお仕事ができるのかもしれません。在宅でいいのではないでしょうか。
これからより増えてくる介護や結婚出産などの家庭事情による退職は代わりの人を準備しなくてはいけません。代わりの人は業務内容・作業など覚えてもらい練度を磨いていただかなくて必要があります。
もし、退職されずに在宅勤務のテレワークができればこのような問題は回避できそうです。
退職による収入減による不安もなくなり、雇用者従業員どちらも安心ではないでしょうか。

社外外回りをしている会社に戻ってパソコンにあるデータが必要になったり、会社のパソコンでしかできない作業を必要となったりします。
わざわざ会社に戻ってその作業をするなんて時間の大きなロスを作っています。
そのロスが結果残業をする原因を作っている会社もたくさんあります。
そんなロスを減らすのにできるだけ会社にもどらない、できるならスマートフォンで作業をする、時間のかかる作業なら時間貸しの事務所を使うなどが考えられます。
これがモバイルワークやサテライトオフィスになります。
結構費用が掛かりそうな感じにみられますが社外で会社のパソコンが使えると解決の糸口がありそうな話でもあります。
ある一定の安全性・セキュリティが確保できればタブレットや携帯型ノートパソコンで簡単にテレワークを始めることができます。
社外から会社のパソコンをつかう、ちょっとした工夫でテレワークを始めることで働き方改革の第一歩を踏み出すことができます。
今あるものを活用してテレワークを実践されてはいかがでしょうか。

パソコンは壊れる前に交換・入替すべきか??

「パソコンは壊れる前に交換・入れ替えすべきか」
最近この話をよく耳にします。
データのバックアップがあるので壊れるまで使うという会社もあれば、壊れる前に入れ替えるという会社もあります。
どちらが正解というよりこれは会社の方針で決まることです。
「壊れる前に入れ替えたからもったいない」とか「余分に費用がかかった」と考える方のおられますが、まず考慮しなくてはいけないコスト面を考えていきましょう。

※止まると困る※
壊れてから新しい機器を購入してセットアップ、使用していたプログラムやデータを入れて通常作業ができるようにするまでに機材の手配から考えると3日以上かかります。そのあいだパソコンを使った業務ができなくとも会社運営に支障がなければ壊れる前に入れ替えをする必要がなさそうです。
【パソコン交換入替コスト】<【パソコン交換入替期間内の業務停止コスト】
の場合、交換入替を前向きに検討するべきではないでしょうか。

「つぶれそうな営業用自動車があり、その車が壊れると約1週間ほど営業用自動車がない状態になりませんか?」
営業用自動車が壊れてどこにも行けなくなってから買い替える会社って私は聞いたことありません。
パソコンは今や営業用自動車と同じかそれ以上の頻度で使用されている、会社の請求管理など金銭にかかわる重要な機能を果たしていると思われます。

けれど、どの期間で入替えればいいのかよくわからないと思いますので、次回パソコンの交換・入替え時期について案内できればと思います、

ランサムウェア -身代金要求型ウィルス – にかかる前に(中小企業きおけるランサムウェア対策)

2017年5月に「WannaCry(ワナクライ)」といわれる身代金要求型ウィルスが注目されました。感染してしまった場合パソコンの中にあるファイルをロックして内容を見ることができなくしています。イギリスの病院では病気の診断ができない状態になったり、日本国内の自動車工場では生産できない状態が数日あったといわれています。
セキュリティソフトを導入しているパソコンでそのようなことが起こっていることに注意をしなくてはいけません。
セキュリティソフトを導入しているから安心ではなく、パソコンの使い方・運用方法によって容易に侵入できます。
侵入され最悪の場合、パソコンが使えなくなりすべてのパソコンを設定前になることを考えて準備をする必要があります。

すべてのパソコンが設定前になって一番困ることは今行っている業務の継続性ではないでしょうか。
業務を継続するには業務データが残っていることが必要です。
業務データを残すのにはバックアップといわれる作業を行い、そのファイルを復元することで業務を継続させることができます。
しかし、バックアップをどこに保存するかによって復元できない場合があります。
バックアップ先としていつも接続している外付ハードディスクなどの場合、身代金要求型ウィルスの感染対象となり元に戻すことができなくなります。
バックアップをするときだけバックアップ専用USBメモリを接続するというのは有効な方法の一つです。
この方法はもしパソコンが身代金要求型ウィルスに感染しても、バックアップ専用USBメモリを接続していなければ、データを保護することができます。
容量の問題とバックアップ時にわざわざ接続する手間を考えなければ、格安なUSBメモリを使うことによって一番お手軽かもしれません。
ただ、バックアップの作業でわざわざUSBメモリを接続しての作業のため、急ぎの時バックアップをせずにあとから行うなどの取り忘れが発生したり、USBメモリの紛失など起こさないよう注意する必要があります。

先ほどお話ししていった外付ハードディスクへのバックアップの場合わざわざ接続する必要がありません。キー操作でバックアップができるので便利だけでいうとこちらとなります。

一長一短があるのですが、ここでクラウドを使うとどうなるか考えてみます。
クラウドというのはインターネットを活用したしくみで、パソコンの中にあるデータをインターネットにコピーを取る機能もあります。
そうです、外付ハードディスクに作ったバックアップをクラウドを活用してインターネットにコピーを作ることができるのです。
またクラウドの提供業者によってはそのファイルの変更履歴を管理しているものもあるので、1週間前の古いコピーを呼び出すことができることもあります。
万が一身代金要求型ウィルスにロックされたファイルをクラウドを利用してコピーしてしまっても、その前に戻すことによりデータを安全に保管できます。
変更履歴機能のあり大きなファイルをコピーできるクラウド機能を使えればより安全なバックアップを作ることができそうです。
身代金要求型ウィルスのように新しい攻撃には新しい機能を活用しなくては守り切れなくなっているのではないでしょうか。